ポメラニアンの無駄吠えを治す方法
ポメラニアンの無駄吠えの相談は多いです。
ポメラニアンは元の性格が寂しがり屋で怖がり屋、そして甘えん坊のところがあるので仕方がありません。
まあ、実際に他の犬種と比べてもよく吠えますが。
ですので、ポメラニアンは「よく吠える犬種」という印象が強いですね。
しかしポメラニアンに限らず犬は「吠える」のが自然の行動なのです。
まず犬は「吠える生き物」だということを認識しましょう。
ポメラニアンは吠えることで周囲に自分の存在を知らせているのです。
ですので、しつけをしなければ当然、無駄吠えが治ることはありません。
無駄吠えのしつけをキチンとしないと当然、無駄吠えに悩むことになります。
無駄吠えのしつけは成犬になってからでは少し時間がかかるので子犬の頃から無駄吠えはしつけるのがベストです。
ポメラニアンはとても賢い犬でもあり決して裏切らず言う事もしっかり聞いてくれるので、しつけをすることがとても大事です。
しつけによってポメラニアンの性格は大きく変わります。
では、どのようにしつけをすれば良いのかという事ですが、その前に間違ったしつけが多いことをまず知っておきましょう。
あなたもひょっとしたら間違いを犯しているかも?
ポメラニアンが無駄吠えをした時に、体を触れたり」「シッ!」と言ったり、「軽く体を叩いたり」などの行動をとっていませんか?
これは逆効果なんです。
実はこの行為はポメラニアンには「飼い主が自分に注目してくれた」と勘違いさせてしまうのです。
家にインターフォンが鳴ったり来客があった時にもポメラニアンは無駄吠えがすることが多いです。
インターフォンが鳴り止んだり、来客が帰ったりするとポメラニアンはここでも自分が追い返したと勘違いします。
すると次からも同じ行為を繰り返すことになるのです。
勘違いするとどうなるか?
また注目されようと無駄吠えを繰り返す悪循環に陥ってしまうのです。
ポメラニアンが無駄吠えがしたら、呼吸の仕組みから吠えることが難しい「オスワリ」「フセ」の体制をとらせます。
この姿勢は呼吸の仕組みから吠えることが難しいので無駄吠えは収まります。
そして無駄吠えが収まったら直ぐに、いつものしつけと同じ様にご褒美を与えます。
もしくはポメラニアンから見えないところで水をかぶせたり、大きな音を出したりします。
犬の見えるところでこれらをしてしまうと「飼い主=怖い人」になってしまって飼い主の目が届かないところでイタズラをするようになるので注意をして下さい。
そして同じ様に無駄吠えが止まったら、いつものしつけの要領でポメラニアンにご褒美を与えます。
この行為を繰り返すことでポメラニアンの無駄吠えは治っていくはずです。
ご褒美も最終的には飼い主の褒め言葉だけという風に持っていきます。
もし、これらのしつけ方法でもポメラニアンの無駄吠えが直らないようなら、無駄吠え防止用の首輪を使うのもいいでしょう。
この首輪は最近利用する人が増えていて無駄吠えが1日で直ったという人もいるほど効果が高いです。